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カテゴリ:絵本( 6 )

キップコップとハンガリーのクリスマス

風濤社さんの絵本をお取り扱いして早2ヶ月。
東欧の絵本作家、可愛らしいイラストと素朴なお話…
Mitteのお客様層にぴったりマッチした内容だったため、
これまで沢山の皆様に絵本をお求め頂きました。誠に有り難うございます!

愛らしいとちの実の子供が活躍する「キップコップ」シリーズの中で
今の季節にぴったりの一冊が、『キップコップのクリスマス』。

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他のヨーロッパ諸国同様、ハンガリーでもクリスマスを祝って、
贈り物交換をしたり、様々なオーナメントでツリーを飾るのが習わしです。

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そんな家の“中”に立っているもみの木(=クリスマスツリー)に
興味津々のキップコップ。ツリーにのぼって、どんなモノが
ぶら下がっているのか探検を開始するのですが……。

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この続きは実際の絵本でお読み頂くとして、今回は特別に
ハンガリーから届いたクリスマスゆかりの品々をご紹介したいと思います。

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■ オーナメント各種
わらで作られたもの、手編みのレース製、そして卵形刺繍オーナメントは、
本来イースター用ですが赤色なのでツリーに飾っても合いそうです。

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b0177281_23415376.jpg卵形オーナメントは
コロンとして
可愛いらしい形なので、
ブルンミのぬいぐるみに
かけてみました。

おや、なかなか似合ってますね!
■ くるみ人形
ハンガリーのお土産屋さんでみかける小さな人形は、「Diobaba(ディオーババ)」
と呼ばれ、子供がすくすく育ちますようにとの願いが込められています。
※「Dio」はくるみ「baba」は赤ちゃんのことだそうです。

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金色のディオーババは、生まれて間もないイエス様をあらわしています。

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b0177281_1158223.jpg人形を包んでいる部分の刺繍が
それぞれ微妙に異なっていて
楽しめます。

お子様が生まれた方への
ささやかなギフトなどに
いかがでしょう?

また、ハンガリーでは、
くるみをツリーに飾る習慣も
ありますので、そのまま
クリスマスのオーナメントに
しても良さそうです。
■ サロンツコル
「cukor(ツコル)」とはハンガリー語で「砂糖」「キャンディ」を意味し、
クリスマスツリーに飾るチョコレートのお菓子のことを総称して、
「Szaloncukor(サロンツコル)」と言います。

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上の画像はおしゃれでカラフルな模様紙に包まれていますが、
昔は『キップコップのクリスマス』に描かれているような、両端が白いフサフサ状で
シンプルな銀紙や色紙で包んであるものが多かったそうです。

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現在はいろんな形のサロンツコルが売られていて、味もだいぶ美味しくなったとか。
たしかに、ほうばってみたところ、芳醇なチョコレートの味がしました。

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このように、ハンガリーの文化を知った上で絵本を読んでみると、
また違った印象になって面白いかもしれませんね。
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by hongomitte | 2010-12-07 23:48 | 絵本

北欧経由 ルーマニアのプチ絵本

この夏、北欧方面に買い付けに行った際、
ストックホルムの古本屋でソフトカバーの小さな絵本たちをみつけました。

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そのサイズ感とイラストのキュートさに、ついまとめ買いしてしまったのですが、
日本に戻ってよくよくクレジットを確かめてみると、以下のことが書いてあります。

Editura lon Creanga, Bukarest
Tryckt Rumanien 1974

…スウェーデン語はよくわからないのですが、
これらはもともとブカレスト(ルーマニア)の出版社から出された作品ということ!?
ちなみに、イラストのクレジットはPuiu Manuとなっていて、
ネットで調べるとやはりルーマニアのBD(コミック)作家さんのようです。
確かに、いずれも絵のタッチが東欧っぽいユルさと可愛さで溢れています。

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ちなみにスウェーデンの絵本は、もう少し西洋っぽいというか、
青い目の女の子やおじさんおばさんが描かれているんですよね。(こちらも味があります)

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水森亜土さんや日本の昭和漫画に共通する可愛さを感じる、
チープ But キュートなプチ絵本——。
11月になって売り場に出したところ、早速3冊お買い上げ頂きました。

70年代といえば、ルーマニアはまだ社会主義時代。
国外の出版社でリリースされるということは、人気があった作品ということですよね。
可愛いものに目がない方、ぜひ実物を見にMitteにいらして下さい。

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by hongomitte | 2010-11-12 21:28 | 絵本

仲良く兄弟げんか!? 『ぼくとおにいちゃん』

マレーク・ベロニカさん作画の『ぼくとおにいちゃん』は、
左ページに兄弟の会話、右ページには吹き出しのない漫画という
一風変わったレイアウトの絵本。1970年代頃、ハンガリーの子供新聞に
連載されていたマレークさんの漫画を、一冊にまとめたものだそうです。

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こちら左側ページにはタイトルと兄弟(「おにいちゃん」と「ぼく」)の会話。

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こちらは右ページ。コマ割りされた漫画の体裁になっています。
つまり、左右見開きでひとつのお話が完成するのです。

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はじめから漫画に吹き出しが書かれていないため、
読む側で自由にストーリーを創作できる点が良いですね。
小さなお子様には、親からの一方的な読み聞かせではなくて、
左ページの兄弟の会話を、自分で考えてもらうのも
いい経験になるのではないでしょうか?

数十年前のお話なので、遊びの内容も素朴なものが多いですが、
泣いたり笑ったり、けんかして仲直りしたり……
いつの時代も兄弟のすることは変わらないんだな、となんだかホッとします。

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こちらも、風濤社さんの絵本です。
Mitte でお取り扱いしたところ、とにかく絵が可愛い!!と
女性のお客様に大人気の1冊になっています。

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by hongomitte | 2010-11-08 23:11 | 絵本

異色のハンガリー絵本 『びょういんにおとまり』

子どもの頃に、病気やケガで「入院」したことがある方。
病院に泊まる=コワいことだと、過剰に想像していませんでしたか?

もし当時、この本と出会っていたなら、
未知の入院生活が、ほんのちょっとだけ“楽しみ”に変わっていたかも…。
あの日野原重明先生も帯で推薦文を寄せられているハンガリー絵本、
『びょういんでおとまり』についてご紹介します。

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こちらは、文字通り病院を舞台にした絵本で、
小児科に勤務する医師だった Balázs Anna氏によって80年代に書かれました。

はじめての入院での不安や恐怖がやわらぐように、
お話の中には、病院で使われる医療具や、お医者さんに看護婦さん、
そして、主人公をはじめとする病気の子どもたちとその親が登場します。

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東欧らしい素朴なタッチの絵です。

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同じように病気やけがの子どもたちは、いわば仲間です。

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病室で泣いているこどもをほかの子がなぐさめるシーン。心温まります。

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絵本のところどころに、入院時に必要な持ち物などを、
自分で直接書き込めるフリースペースがあったりするのも、
子どもたちに興味を持ってもらうよう、よく考えられているなと思いました。

日本ではこういった子どものストレス緩和をコンセプトにした作品を
まず見かけたことがないのですが、ハンガリーではよく知られた絵本なのだそうです。

偶然この本の存在を知った翻訳者のうちださんは、
ぜひ日本に紹介したいと、ハンガリーの版元や作者に直接掛け合って、
苦労の末、日本での出版が実現したとか。その情熱が素晴らしいですね。

こちらも風濤社さんから刊行されたもので、現在Mitteにてお取り扱いしております。
翻訳者のうちださんから直筆コメントも頂きましたので、ぜひお店に見にいらして下さいね。
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by hongomitte | 2010-10-29 03:32 | 絵本

絵本の贈り物はいかが?

おかげさまで大好評の、マレーク・ベロニカさんの絵本シリーズ。
お友達やご家族へのプレゼントに、とお買い上げ頂く方がたくさんいらっしゃいます。

お支払いの際、一言申し付けて頂ければ、
マレークさんの絵本のワンシーンを散りばめた
スペシャルな包装紙にて、本のラッピングをさせて頂いております。

プレゼントされた方々も、キップコップやブルンミ、そしてアンニパンニの
大ファンになってしまうこと間違いなしの、可愛らしい包装紙。
ぜひこの機会をご利用下さい☆

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by hongomitte | 2010-10-20 22:21 | 絵本

ハンガリー絵本 ふたつの出会い

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今回、マレーク・ベロニカ さんの絵本キャンペーンを
行うにあたって、実は大きなご縁が二つありました。

一つは、ハンガリー語翻訳者/うちだひろこさんとのご縁。
元々、Mitte のお客様としてお友達と一緒にご来店され、
ヨーロッパの古い絵本を扱うコーナーで、ハンガリー語の本を
ご購入頂いたのがきっかけで、いろいろとお話をさせて頂くようになりました。

二つ目は、本郷の出版社・風濤社さんとのご縁。

うちだひろこさんが翻訳された2冊の絵本、
「びょういんにおとまり」と「ぼくとおにいちゃん」を
読ませて頂いて、初めて風濤社さんの名前を知ったのでした。

しかも、その風濤社さんは、歩いて10分ほどの本郷2丁目、
Mitte から至近距離にある出版社だとわかりました。

「ぼくとおにいちゃん」の作者は、私も名前を知っている
絵本作家のマレーク・ベロニカさんだったのですが、
同じく風濤社さんから出ているマレークさんの作品
「ブルンミとアンニパンニ」や「キップコップ」シリーズの存在は、
今までまったく知らなかったのです……。

輸入雑貨屋ということで、和訳された絵本を扱う予定もなかったのですが、
ある日「ブルンミ」シリーズを見せて頂いてびっくり。
なんてまぁ可愛らしいんでしょう!!

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子ども向けの絵本というよりは、キュートな雑貨を見ているような感覚。
ページをめくるたび、ウキウキワクワクを覚え、すっかり気に入ってしまいました。
ぜひうちのお店でお客様に紹介させて下さい!ということになり、
この秋、風濤社さんの各種絵本をお取り扱いすることになったのです。

偶然にもハンガリーという東欧の国を通じて繋がった
スモール・サークル・オブ・本郷。
今後もこういった出会いを大切にしていきたいと考えています。
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by hongomitte | 2010-10-16 02:03 | 絵本